対応フォーマットを増やします (停止)

Gradual Improvement 山牧田 湧進 著の小説作品が多フォーマット対応致します。
従来のPDFに加えて、EPUB3、mobi、HTMLの合計4フォーマットを同梱致します。
また、PDFは小さな画面でも見やすいように調整をさらに最適化しました。
このフォーマット更新は既公開作品についても徐々に適用していく予定でおります。
お好みの見やすいフォーマットで拙著作品をお楽しみください。

PDF

A6文庫本サイズで調整した固定フォーマットのため、作者の想定を最も反映できたものとなっております。
従来よりもスマホ最適化を推進しました。
文字サイズを大型化しつつ、余白の調整を行い、標準的な縦横比(16:9)のスマホで高さに合わせて拡大表示するようにすると画面いっぱいに文面が表示できるようにしています。
(最近流行の兆しのあるより縦長の画面を持つスマホでは高さに合わせた拡大表示を行うと文面の左右が見切れてしまう可能性があります。その際は個別で調整をお願いします。)
従来のフォーマットと新フォーマットを比較してみました。左が従来のフォーマット、右が新フォーマット。大きく見やすい字を採用しています。
新旧フォーマット比較

また、PCなど大きな画面にご覧になる場合は見開きページがちゃんと表示できるビューワーが便利です。(AdobeReaderやSumatraPDFなど)

EPUB3

KoboやReadium、edgeなど縦書き日本語表示に対応しているEPUBビューワーで御覧いただくことができます。
EPUBビューワーはビューワーにより完成度や対応度がマチマチであるため、一部表示が乱れる可能性があります。

mobi

Kindleなどmobiフォーマットに対応しているビューワーで御覧いただくことができます。
EPUB3をKindleのツールでmobiへと変換したものになります。

HTML

ビューワー使うのが面倒、あるいは、適したビューワーが無いなどの場合に、ブラウザで表示できる形式も同梱致します。
すべての要素をHTML1ファイルに収めていますので、HTMLファイルを新しめのブラウザで開いていただければ表示できるかと思います。
右上の方に4つボタンを用意しています。

  • フォントの明朝体とゴシック体を切り替えるボタン
  • 横書きと縦書きを切り替えるボタン
  • 背景色と文字色の白黒を反転するボタン
  • 目次の表示およびクリック(またはタップ)でジャンプできるボタン

また、表示画面をクリック(またはタップ)することで約1ページ分のスクロールができます。横書きのときは画面上半分クリックで戻し、下半分クリックで進みます。縦書きのときは画面右半分で戻し、左半分で進みます。
これらの機能はブラウザによっては機能しない場合があります。
また、表示の質もブラウザにより大きく左右されますのでご了承ください。
フォントの大きさや形はブラウザの設定に準拠していますので、ブラウザの方の設定を変更してください。(フォントそのものを変更したい場合はブラウザ設定の「明朝体(Serif)」および「ゴシック体(Sans-serif)」のフォントを変更してください。)
HTMLでの表示サンプル(横書き白背景明朝体)
HTML表示サンプル(横書き白背景明朝体)

HTMLでの表示サンプル(縦書き黒背景ゴシック体)
HTML表示サンプル(縦書き黒背景ゴシック体)

追記 停止について

方針がブレて済みませんが、この多フォーマット対応プロジェクトは一旦停止します。
理由としましては、メリットがどこにも誰にも生じていないであろうと判断したためです。
筆者はなるべく多くの方に楽しんでいただけるよう、障害となりそうな事象をできるだけ取り除くべく、フォーマットが原因で忌避されることを無くしたい、と多フォーマット対応に取り組んできたのですが、残念ながら、逆に読んで下さる方が減少するという結果になってしまいました。
また、公開先のサイトによっては作品の部分修正が行えない、という手間も発生しており、結果として公開を諦めたものもあります。
苦労をして開発したシステムですので勿体無いという思いもあるのですが、誰も幸せになっていないというのが事実ですので、今後はPDFフォーマットのみに戻すつもりです。

2022-11-30 2017-12-14