夜這い息子 体験版
【まえがき】
※[ご注意ください]
【あらすじ】
性を覚えて間も無い息子が実の父親の寝込みを襲った。
偶然と幸運が重なり、その夜這いは父親が目を覚ます前に成功する。
その実績をネタに毎夜迫って来る息子を、父親は拒絶することが出来なかった。
しかしそれは、脅しに屈していたわけではなく、父親にも事情があってのことだった。
息子は第二次性徴を迎え、肉体だけでなく局部も大きく成長していく。
父親はその成長を日々直接挿入されることで途轍もなく実感させられ、中に
ただそれだけに終わらない。
息子の息子の成長に伴い訓練されていった父親の尻は息子の息子に開発され尽くして、息子専用のオーダーメイド尻へと成長してしまうのだった。
「へえぇ、こんなに大きいのにまだ○学生なんだぁ。良く育ってるねえ。いつも一緒みたいだけど、お父さんのこと好きかい?」
「うん! 僕、お父さんだ~い好き!」
「そうかい、そうかい。坊やは良い子だねえ」
今や絶滅危惧種になった商店街のおせっかいおばちゃんに声を掛けられて、元気良く子供らしく(という言い回しも絶滅危惧種か)返事をする哲也はまだ○学生にも関わらず既に父親である哲志の背丈に僅かに届かないというところまで背が伸びていて、横幅はひと目で分かるほど父親よりガタイが良かった。
しかも、その父親、それほど小さくはない。父親単体で居れば『大きな男の人』と形容されるくらいには大きい人物だった。
哲也は育ち盛りのど真ん中。
しかし、そんなタイミングで哲志は離婚してしまった。
もしかしたら『ちょっと愛を確かめてみた』だけだったのかもしれない元妻の『離婚』の言葉に、真剣になって引き止めることが出来なかった。
ただ、元妻はあっさりと親権を放棄して出て行ってしまったから、いや、そういうことなのかもしれない。
ただ、哲志の方にも事情があった。
実は、こんな時期になって今更、『実は自分はゲイなのではないか?』と思い始めていたのだ。
そんなタイミングでポッと出た離婚の話に対して、熱意を持って妻を説得するこということは哲志にはどうしても出来なかったのだ。
はっきりとした確信は無いが、どことなく先に気付いたのは妻の方である可能性もある。
出て行ったのではなく、居場所が無いことに気付いてしまったのかもしれない。
子供の教育という点ではかなり問題視されやすいタイミングでの離婚だった。
哲也には第二次性徴が訪れてきていて、恐らく性にも目覚め、そして、いずれ近いうちに思春期も訪れて来よう。
そんな情緒不安定になりやすい時期での離婚は哲也に何かしらの大きな精神的ダメージが生じて、生涯に渡って傷跡が残りかねない。
だけど、離婚の時期を引き伸ばすだけの妥協は全く無意味だし仮面夫婦は子供に見抜かれる。
仕方がなかった。
元妻の親権の放棄というのも哲志にとって悪い気はしていなかった。
と、いうのも、実の子であるからしてあまりそういう目で見てはいけないとは思うのだが、正直、ちょっと子供に対する愛情とは少し種類の異なる好意の感情が、まったく『無い』、とは言い切れなかったのだ。
そんな子と離れてしまうのは少し寂しいを超えた何かがある。
だから、親権が自分の手元に残ったとき、哲志はわけも分からずほっとしていた。
しかし今、哲志はほんの極僅かに顔を引き攣らせていた。
おばちゃんの問い掛けに元気良く『お父さん大好き』と答える息子。
そんな様子には満面の笑みしか出なさそうな気もするのだが、哲志も基本そのはずなのだが、だがどうしても少しだけ引っ掛かってしまうのだ。
そして、そんな父の目前で背中を見せる哲也はほんの少し、本当に僅かにニヤリと悪そうな微笑みをして見せるのだった。
親子二人きりの家族になってすぐ、金曜日の深夜(土曜日になってすぐ)、仕事の疲れが溜まって泥のように眠っている哲志の寝室のドアを哲也が静かに開けた。
明かりは点けなかった。
暗闇の中を哲志に気付かれないように抜き足差し足忍び足で近寄る哲也はまず、哲志が居ない日中に所在を確認していたローションを取ろうとベッドの宮に手を伸ばした。
夫婦がまだ熱かった頃に使ったことがあったのであろうモノが、まるで忘れられた飾り物のオブジェのようにずっとそこに佇んでいたのだが、性に目覚めて間もない哲也にとってはもちろん、そんなぞんざいな扱いには絶対にならない。
父親の寝室は、あるときを境に、哲也にとっては『大人の男の個室』という認識にもなった。
特に離婚した今となっては女の匂いが全く消えて、完全に男の部屋と化していた。
第二次性徴を迎えて、大人の男が気になるようになった男子は日中の親が居ない時間帯に家探しを始めてしまうものだ。
何かエッチなものがあるのではないか、隠されているのではないか、と、物色してしまうのだ。
紙媒体が衰退してきた今の時代ではそれを見つけることは難しくはなったがしかし、それでも哲也はめざとくお宝を見つけた。
それが、うっすらと埃を被っていたこのローションだった。
期待していたモノの全てが見つけられたわけではなかったのだが、それでもそのときの哲也にとっては十分に近い成果を得られた。
なに、情報は他からでも収集できる。今は性教育も充実しつつある時代だ。
情報以外の現物を見つけることが出来た、という時点でこの物色はとても有意義なものとなった。
哲也はローションのボトルの埃を払って、まじまじと観察した。
ボトルを傾けると、油よりも遥かに遅いスピードで粘液が動いていく。
逆さにしたときの気泡の動きは砂時計の液体版みたいだ。
蓋を開けて少し出してみる。
ほんの少しの量だと、指を引き離すときに糸を引く感じが納豆とか練り消しゴムみたいだ。
だが、指で潰して練ってみると、思ったよりもヌルヌルが濃くて、厚みが潰れにくくて寸でのところで指がくっついていないような感触がした。
水みたいに薄くなってすっと消えて行かない。
長い時間ねとねとと纏わり付く。
哲也は一旦ドアの方を見詰め、そして耳を澄ませた。
ここに近付いてくる物音が無いか確認したのだ。
まだ父親が帰って来るような時間じゃない。だが、それだけ、哲也は周囲を気にした。
そして、哲也はチャックを下ろして、ブリーフの前開きの間から勃起、そう、既に好奇心と期待にフル勃起していたそのモノを掴み出した。
粗方亀頭は露出していたものの最後の雁のところだけまだ被っていた皮を根元に寄せるようにして剥くと、まずは指についている分をなすり付けてみた。
当然、それだけでは全く量が足らず、哲也はもう一度ローションの蓋を開けて、今度は直に自分のちんぽに向けて垂らしてみる。
後が大変になりそうな予感もしたが、恐る恐る哲也は勃起の全体に行き渡るようにローションを延ばした。
そして、手のひらで優しく包み込んでみる。
その手付きは覚えたてのオナニーをするときよりも格段にソフトで、刺激をすることよりも如何にして勃起全体を均等に覆うかという方に重点が置かれていた。
まるで、何かの予行練習かシミュレーションでもしているかのように。
しばらくそうして色々と試していた哲也だったが、時間の経過とともにローションが半乾きになってきてしまって、どうしようか悩んだ。
考えも無しにティッシュで拭こうとはしなかったのは正解だった。
もしそんなことをしたら、取り返しが付かなくなってさぞ慌てることになったであろう。
直感的に洗面所に向かって水分を足してみるという行動に出た哲也はそこである程度ローションのヌメリが復活させられることを知る。
そして今度は、自室に戻って、ローションが再び乾かないうちにローションを使ったオナニーの初射精を哲也は体験した。
その後始末で何の気無しに普通にティッシュを使ってしまい、結局こびり付いて大変な思いをしたのは内緒だ。
(こちらは体験版です)
(こちらは体験版です)
(こちらは体験版です)
(こちらは体験版です)
(こちらは体験版です)
夜這い息子
OpusNo. | Novel-081 |
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ReleaseDate | 2022-05-09 |
CopyRight © | 山牧田 湧進 |
& Author | (Yamakida Yuushin) |
Circle | Gradual Improvement |
URL | gi.dodoit.info |
個人で楽しんでいただく作品です。
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(こちらは体験版です)