射精妨害拷問 (体験版)

Cover


【まえがき】


※[ご注意ください]



【あらすじ】


 G博士の元に、新たな性的拷問のシステム開発依頼が舞い込んだ。


 そこでG博士は、『ドライ』と『ウェット』の概念をヒントに『射精妨害拷問』という新たな性的拷問の理論を考案した。

 被験者を積極的に射精に導くべく、強制的に強い性的快感を与え続けながらも、射精を引き起こす筋肉の動きを妨害して射精に至らせないようにし、被験者を延々と絶頂レベルの状態に置きながら性的快感を無理やり付与し続けるという究極の超越快感地獄である。


 実用段階はまだまだ先の話になるが、理想的に事が運べば被験者の外傷をほぼゼロに出来、物的証拠が残らないという優秀な性的拷問システムとなる期待が持てるため、さまざまな可能性を探るべく、開発初期段階に人体実験を行うこととし、体力も性的にも優秀なG博士側近の助手、蔵木と群星むるぶしにその被験者となることを依頼したのだった。


【主な登場人物】





【目次】


表紙

まえがき

あらすじ

主な登場人物

射精妨害拷問

奥付

射精妨害拷問

「ぁあー、この手の依頼、久し振りだなあぁ!」

 G博士が一人で何やらわめいている。


「どうかしましたか、Dr.G?」

 蔵木がG博士の様子を伺い、群星むるぶしも蔵木に合わせてG博士の近くにやってきた。

「あ、ううん、今はまだお二人には関係無いから、気にしないで仕事続けてて。助けが必要になったら、そのときに改めてお願いするから」

「ぁ、はい」「分かりました」




 男性性機能のスペシャリストであるG博士のもとで助手をしている群星と蔵木は共にリアルスーパーマンと呼ばれる超人的能力を持つ人材である。


 群星はアスリートとして超人的な記録を唐突にひけらかしてしまったが故に世界中から狙われる存在となってしまい、保護の名目の下に幽閉されてしまった『先天性リアルスーパーマン』である。(そのときの経緯は『超人幽閉! ~精巣ドーピング~』に記載)

 蔵木も筋力体力に優れているとはいえ、元々はその群星の幽閉時の世話役の一人に過ぎなかったのだが、群星の『重さに負けない俊敏性』のDNAや力自慢世界一の『筋力体力』のDNAなどを取り込んで更なる筋力体力とその体重に見合わぬ俊敏性の高バランスを獲得し、世界でも類を見ない程の身体能力を持つDNA強化改変型『後天性リアルスーパーマン』の第一号となった人物である。(同じく、そのときの経緯は『DNA HACKER』に記載)

 彼らは危険で重大な任務を一つ全うした後にG博士に引き取られて、現在ではG博士の助手、そして、リアルスーパーマンとして日々DNA(精液)検体の提供や身体計測、運動能力測定など研究への協力を行っている。


 秘密組織に手厚く保護されたことで、飛び回れるような自由こそ無いものの、現在では比較的平和で安穏とした日々を手に入れた二人だが、実はこの二人、性関連でもリアルスーパーマンな経歴・経験を持っている。


 群星は幽閉時にとてつもなく大量の精子を提供しなくてはならなくなり、しかも、群星の身体能力がピークにあるうちでの提供を求められたため、普通に毎日射精するだけではとても足らず、精子製造能力を飛躍的に高めることが必要不可欠となってしまった。

 そこで群星は、選手時代には丸っきり縁のなかったドーピングを精巣に受けることになり、精子製造能力をおよそ50倍にも高められた。

 G博士との出会いもこの精巣ドーピングがきっかけである。


 精子の質を保つために精子の急造は避けたため、単純に50倍相当の体積の精巣が必要となり、群星は持て余すほどの巨大な睾丸の持ち主となった。

 現在ではドーピングも終了して、経過を診ながら自然に元の大きさへと収縮してゆく過程にあるが、それでもまだ、見た人全員がパニックを起こすほどに金玉がデカい状態にあり、その大きさに比例した数の精子が製造され続けている状況にある。


 一方、蔵木は、実は、群星の精巣ドーピングに世話役として付き添う以前にG博士との出会いがあり、『精液分泌過剰促進剤』の臨床試験の被験者として抜擢された過去を持つ。

 逆に言うと、この出会いがあって蔵木がG博士の存在を認知していたため、群星の大量精子提供依頼の件で蔵木はG博士に協力を仰ぐことができた、という経緯がある。


 この『精液分泌過剰促進剤』の臨床試験でG博士は研究者として最大の失態を犯していて、蔵木をいたく気に入ったG博士はその痴態をもっと見たいと薬剤を過剰投与し、結果、蔵木に約4リットルもの精液を強制製造させ、強制射精させて、生命の危機に晒してしまったのだった。

 幸い、蔵木が体力に非常に優れていた人物であったため、ほんの数時間で通常の生活に戻れるというV字回復ができたものの、常人には決して与えてはならない致死量であって、短時間の間に4リットルもの精液を製造しつつ同時進行で射精をし続ける、などという体験は、後にも先にもこの蔵木にしか経験が無い。

 (後に3.5リットルという事故(?)は発生している。参照『地下精液闘技場 -アングラザーメンコロッセオ-』)

 スパイ活動の任務の際にも蔵木はこの『精液分泌過剰促進剤』を投与されてしまっていて、溜まりゆく精液を我慢しながら逃亡するという困難を余儀なくされてしまったわけだが、蔵木の場合はどちらかというと出す方よりも受ける方のドーピングが主体だ。


 群星が精巣を巨大化させながらも、質の安定した精子が提供できるようになるまでの過渡期、群星の性処理を進んで引き受けたのが蔵木だった。

 それが偶然にも、蔵木本体のDNAに変化をもたらしたことが発覚し、より強く変化することを望まれて力自慢世界一のDNAもダイレクトに注入されてしまうなど、蔵木は日々受精を繰り返してきた。

 それだけだと大したことがないように思われるかもしれないが、蔵木は特に薬剤等の援助を受けることなく素の蔵木の精力性力のままで、精巣ドーピングがされた群星の性処理をたった一人で引き受けており、それは、始めてから現在までずーっと続いているのだ。


 蔵木は筋力体力俊敏性の高バランスで『後天性リアルスーパーマン』とされているが、実は精力・性力については堂々『先天性リアルスーパーマン』なのかもしれない。




 そんなわけで、G博士が喚いていたこともすっかり忘れ去られて、群星と蔵木にとってはいつもの日常が続いた数週間後のある日。


「お二人に、折り入ってお願いがありますのじゃ」

 G博士が二人を招集した。


 精液やDNAの提供、さまざまな身体計測、能力測定などの研究協力は日常業務であるため、わざわざG博士がこんな風にあらたまることはない。

 つまりは、それだけ特別な協力依頼が生じた、ということなのだろう。


「「なんでしょうか?」」

 G博士と膝を突き合わせるように並んで座る群星と蔵木の膝と太腿がぶつかり合っている。

 群星と蔵木の身体が立派過ぎて、綿密な打ち合わせをするときの間合いに詰めようとすると、身体がぶつかってしまうのだ。

 だが、この二人の場合は単にねんごろなだけでなく、特別な経験を共有してきた戦友でもあるので、普段からむしろ積極的にぶつかり合いにいっている節がある。


「実は、新たな性的g……、いや、性機能に関する新たな研究を依頼されてましてな、それで、ちょっと実験データを取りたくてですな……」

 頭の回転が速い群星と、群星とはやや別の方向に機転の利く蔵木が早々にそれぞれ異なる反応を示した。

Dr.G、あらたまってる割に言ってることが普段僕らがやっている業務と何ら変わりが無いように聞こえるんですけど?」

 と、群星が疑問を呈し、

「ぁ、あの、何か嫌な予感がするので、私、席外させていただいても良いですか?」

 と、蔵木はどうやらG博士が言葉を選び直したところに鋭く勘付いたようだった。


 群星も、蔵木の言動により改めてG博士の言い直した部分に着眼したようで、

「そういえばDr.G、性的……何て言おうとしてたんですか? 最初」

 そう言いながらも、群星はG博士の話の流れと蔵木の態度から、G博士が最初に言い掛けた言葉を推測できてしまう。

「あー、分かった。『性的拷問』でしょ。Dr.Gがいかにも研究しそうなテーマだし、蔵木さんも以前実験台になったことがありますもんね!」

 蔵木が右手でおでこを抱えてうなれた。


 群星は素早く謎解きができて得意だったのだが、いかんせん、自分達がその『性的拷問』の実験台になるよう要請されている当事者なのだ、という視点が欠けていた。

 蔵木は理論的にきっちりとそこまで推測できていたわけではなかったのだが、G博士の様子から、明らかに普段とは異なるヤバいもんの実験台にされようとしている予感がひしひしと感じられたので、席を外したがったのだ。

 だが、まあ、せっかく気付けたところで、蔵木が席を外すわけにはいかないし、逃げ場も当然無いのだが。

 なにしろ、蔵木と群星はG博士の側近の助手であって、G博士は男性性機能専門の研究者であり、蔵木と群星は性的にもリアルスーパーマンレベルの逸材で、常日頃から研究対象とされている身なのだ。


「あー、言っちゃいますかぁ、せっかくわしが言葉を濁したのに、ずばりと言い当てちゃいますかぁ。仕方無いですな、包み隠さずに言いましょう。お二人に新たな『性的拷問』の第一被験者になっていただきたい!」

 G博士は開き直ってぶっちゃけ、蔵木の項垂れはさらに深くなって背中から折れるようになっていた。


「蔵木さん、大丈夫?」

 群星はなんと言うか、本当、毎回、このようなショッキングであろうと思われる場面でびっくりするくらい平然としているのだ。

 器がデカいと言うべきか、単純にそう言って良いものかどうか。

 とりあえず、もの凄く他人事感が漂っていることだけは間違いの無いところだ。


「ただですな、正直、お二人とも身体能力だけでなく性に関する能力も超優秀じゃないですか。一般的な成人男性としてのデータが取れる望みは薄いですし、その程度のデータが欲しいくらいでわざわざお二人に被験者になっていただくのもお二人に失礼になってしまいますし、もったいないって話になりますのでな。その一方で、新たな『性的拷問』って言っているやつも、理論上はほぼ完成しているのですが、実践する上での不確定要素はまだ多分にあって完成度が高いとは言えないんですな。なので、ほぼ完成形の最終確認的な臨床試験というよりは、もっと前段階の本当に様々な可能性を検討するというレベルの実験に、性のスーパーマンでもあるお二人に協力を仰ぎたい、というわけなんですじゃ」

「『性のスーパーマン』て……」

 と、いまだに睾丸の大きさが一般男性の数十倍ある群星が中途半端に突っ込んでいる最中、蔵木が目をぎゅっとつむったまま、すうぅと深く息を吸い込んで、それから発言した。

「一応、詳しい説明を伺っても良いですか?」




「うん。それでは、説明させていただきますぞ。今回考案した新たな『性的拷問』は、一言で言うと『射精妨害拷問』なのじゃ」

「「射精妨害拷問?」」


(こちらは体験版です)


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射精妨害拷問


OpusNo.Novel-061
ReleaseDate2019-09-13
CopyRight ©山牧田 湧進
& Author(Yamakida Yuushin)
CircleGradual Improvement
URLgi.dodoit.info


個人で楽しんでいただく作品です。

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(こちらは体験版です)

以下のリンクからこの作品を公開している各サイトに直接移動することができます。

射精妨害拷問 - BOOTH


射精妨害拷問 - DiGiket.com


射精妨害拷問 - DLsite


射精妨害拷問 - FANZA