DDT (でぶでかテカテカ) (体験版)

Cover


【まえがき】


※[ご注意ください]



【あらすじ】


 暑い夏こそ、熱々なもので暑気払い?


 細専の俺は細専バーの中で雰囲気をぶち壊すそいつを睨み付けていた。

 でぶんでぶんの巨デブ肉だるま。

 細が主役であるべき空間で一際異彩を放つその存在が邪魔でしようがなかった。


 でも、俺の睨みがどうやらモーションと誤解されたようで(細専バーで太にモーション掛けるわけ無いだろうよ?)、俺も心も頭も大拒絶しっぱなしなのに、なぜか身体だけが勝手に率先して受け入れちゃって。

 気が付いたら、どぅぶうんと押し潰されて、種付けプレス&デブ漬けプレスされてました。


 全身脂汗でギットギトのテッカテカだし、よだれだらんだらん放り込まれちゃうし、先走り汁だくだく出されてヌルンヌルンだし、熱いし暑いし厚いし、もうお腹いっぱいです。



【目次】


表紙

まえがき

あらすじ

DDT(でぶでかテカテカ)

奥付

DDT(でぶでかテカテカ)

 俺の身体の上を巨デブの肉体がし潰してきていて、俺は息が詰まり身動きも取れない。

 俺の肉体には舌と男根が打ち込まれ、よだれ、脂汗、先走り汁が常にダラダラデロデロドロドロと外からも中からも流し込まれ続けている。


 なぜこんなことになった。

 俺はずっとこいつに敵意剥き出しだった筈なのに。


 そもそも、俺のタイプはスリムでハンサムでスマートでハンサムで(語彙力)スカッと爽やかな好青年(時代)。デブなんてお呼びじゃない。

 それどころか、ややポチャ程度ですら俺はお断りしてしまうくらいだ。


 だが、図々しいこいつに言い寄られて、気が付いたら俺は大股おっぴろげて絶賛犯され中だ。

 一体どういうことだ、これは?




 だいたい、あの店にテメエは不釣り合いなんだよ!

 良いか? いくら、平等・公平と声高に叫んだとしても、局所的なところまで特化を失ってしまったら、それはもう終焉なんだよ。

 マクロでは平等・公平を目指すべき。でも、ミクロでは特化を許すべきなんだ。

 何が言いたいのかというと、要するに、細専の集う空間に、太が乱入してくんなよ! って話だ。


 ん? 今、論理の矛盾を感じた?

 ……うん、すみません。わざとやりました。

 実を言うと、細専の集う空間であって、細専細の集う空間というわけではないので、べつにそこに細専の太が居ても何の不思議も無いし問題も無いです。

 もっともらしいことを言って太を排除するような言い方をしたのはアレです、俺の思惑をそこに混ぜ込んだ結果です。

 やった俺が言うのもあれだが、こういう論理の捻じ曲げは世の中のありとあらゆる人間が日常茶飯事に行っていることなので、みなさんも注意しましょう。


 でもさあ、言葉の選び方が悪いのを承知で言うけど、異質な物が混ざると異様に目立つじゃん?

 デブって尻の肉が分厚いせいかなんか知らんけど、座高が異様に高くなるじゃん? 図抜けて目立つんだよ。

 んで、横幅もどーん! って取るからさらに目立つじゃん?

 等間隔に並ぶはずの頭が、そこだけ間隔が妙に空くから余計に目立つじゃん?

 でっかい顔や頭は、照明の光を反射させる面積が広いし、座高が高い分照明に近づくから、反射光が強くてとても目立つじゃん?

 薄暗い良い感じの雰囲気の中で、そこだけスポットライトが当たっているみたいに目立つじゃん?


 俺もう、なんか腹が立っちゃって。

 何度も何度もそいつを睨み付けてたわけよ。

 それも、一瞥するだけじゃなくて、じーっと、何秒も睨み続けてさ、なんなら、相手がそれに気付いても睨み続けて。


 『帰れ~、帰れ~』って念を送り続けてたらさ、そいつ遂に席を立ってさ。

 『やったあー!』って思ったら、そいつ帰らなくて、こっちに来ちゃって。


「二人でお話しませんか?」

 だって。

 何だ文句あるのか、テメエ? 受けて立ってやるぜ?

 なんか知らんけど、今まで隣に座っていたと思われる人がサァーッと素早くさり気なく移動して隣空けてくれちゃってて、デッカイのがどぶよん、と隣に積もりました。

 巨大『おじゃまぷよ』が降ってきたのかと思ったぜ。


 あ、もちろん、店の雰囲気というものがありまして、俺がそれをぶち壊しちゃったらこのデブと同罪(正確にはデブには罪が無い(俺が勝手に罪を着せているだけな)ので俺だけが罪人になりますが)なんで、俺は表面上は至って紳士です。

 荒い言葉遣いは心理描写なだけですよ?


 面と向かって間近で見るとさあ、ほんと、あいつら(って今目の前に居るのは一人ですけど)視界の占拠率が高過ぎるんだよ。

 どーん! ばーん! って、顔が立体映像みたいに(いや実物立体ですけど)リアルに迫ってきてさあ、背景がほとんど視界に映らないんですけど(困惑)。

 んでも、こちらも怯むわけにはいかないので、って、負けじと睨み付けてやりましたよ。

 ええ、この至近距離でも、ね。


(こちらは体験版です)


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DDT (でぶでかテカテカ)


OpusNo.Novel-060
ReleaseDate2019-07-27
CopyRight ©山牧田 湧進
& Author(Yamakida Yuushin)
CircleGradual Improvement
URLgi.dodoit.info


個人で楽しんでいただく作品です。

個人の使用範疇を超える無断転載やコピー、
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(こちらは体験版です)

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