悪魔羅祓いの儀/密室連続射精事件 (体験版)

Cover


【まえがき】


※[ご注意ください]



【あらすじ】


 環境が一新して、穏やかな学生生活を取り戻したと安堵した矢先のこと。

 いきなり現れた生徒会長に『悪魔が取りいている』と因縁を付けられ、生徒会室へと拉致られてしまった陽出は、『悪魔ばらい』と称してはりつけにされたうえで股間に酷い仕打ちを受けてしまう。


 そこに柴崎が現れて助かった、と思いきや、柴崎は悪魔祓いのネタに乗っかってしまい、結局、陽出は悪魔祓いの儀を受けるハメに。

 最後は噴き出す悪魔を会長に直撃、大量に御見舞いしてやって問題を解決。

 ところが、それはただの伏線に過ぎなかった。


 射精の飛距離で寄付金の額が変わるというトンデモプレゼンに、噂に違わぬ射精能力を持つ陽出を参加させようと生徒会は画策。

 陽出はその真意を知らぬまま、プレゼンが開催される合宿へといざなわれてしまう。

 しかし、その前夜、オートロックのシングルルームに就寝していたはずの陽出は次々と夜這いを仕掛けられて、プレゼンを前に射精し尽くしてしまうのであった。


 夢か現実か、謎のジュースの差し入れと密室トリック、そして、プレゼンの結果と夜這いの犯人とは如何に。


【主な登場人物】




【目次】


表紙

まえがき

あらすじ

主な登場人物

第1章 プロローグ

第2章 悪魔羅祓いの儀

第3章 インターミッション

第4章 連続密室射精事件

第5章 エピローグ

奥付

第1章 プロローグ

 あ、お久しぶりっす。いずっす。

 え? お前そんなキャラだったか、って?

 ですよねー。んでも、一応ね、進学したんすよ、Kou校に。

 環境が変わると影響を受けるのかなんか分からないけど、ちょっと変わっちゃうってこと、あるよねー。

 あ・る・よ・ね?

 あ、相変わらず隣にはしばさきが居ます。


「あん? あんだ、てめえ。おれのようでるに手を出すんじゃねえ」


 なんか凄んでますけど、中身はただの脂ギッシュでエネルギッシュ、男性ホルモン出過ぎ系の中年オヤジです。年齢30くらいサバ読んでます、多分。な? 竜王?


「誰がM字ハゲだ、コラ。……じゃないや、1個すっとばしちったじゃねえか。だから、『竜王』ってのはやめろっての。おれは『竜生』。柴崎 竜生(しばさき たつお)、ピッカピカの一年生です。年齢詐称はしていません! というか、細かいこと言うと出水田より若いんですよ、これでも! ……一ヶ月ほどですが。 ほら、おまえも知らない人のために自己紹介しておけ」


 あ、はい。出水田、出水田 陽出(いずみだ ようでる)。トンガハーフでキラキラネーム、デカ、デブ、ゲイ、そして、太めオヤジ専というアルティメットマイノリティです。自分で言ってて悲しくなってきた。

 この度、無事進学しまして、ええ。一応、通える範囲では一番難しいと言われているところなんですが、それで、その、あの、……勉強できる人って、ちょっと変な人の割合が高いような気がしません?


「早速、ブーメラン刺さってるけど良いんか?」

「うっさい、あんたんも変な人の部類じゃ」

「おれは出水田になんとか付いて行こうと無理して頑張って合わせただけで、天然の出水田とは純度が違う」

「こらこら、後半の説明が端折り過ぎてて、天然水の宣伝みたいになっとるぞ」

「良う出るもんな~。水芸みたいにピューピューぴゅうぴゅう湧きまくって」

「何がじゃ、どっからじゃ」

「決まってるだろ? あそこからだ。ピューピューってより、ビュルルルッビュルルルルッ! って感じだけどな」

「あーもーなー。なんで両親は俺にこんな名前付けてくれちゃったんだろうな。ただでさえ変なキラキラネームなのに、射精するたびに裏声で『ヨーデルヨーデルヨーロレイヒー』とか歌われてみ?」

「あ? おれは歌ったこと無えぞ。誰だ? 誰に歌われたんだ? おれ以外の誰に射精を見せたんだ、おまえは?」

「み、見せてない見せてない。でも、どうしてもそういうイメージが浮かんじゃうだろ?」

「まあな」

ちょっとは否定して……」


「っていうか、出水田自身がそんなに気にしているのに、良くそれでこの学校受験する気になったよな。『浦越うらごえ』Kou校。丸被りじゃんか」

「だって、選択肢が無かったんだってばよー。『今年うちで確実に合格できるのは出水田だけなんだから絶対にここ受けろ』って先生に言われて、はいオシマイ、よ」

「ほー、デキが良すぎるとそうなるのか」

「そういう柴崎はどうだったのさ?」

「おれ? おれは『出水田と同じとこ』って言ったら、『無茶言うな、高望みにも、ほどがある』って五七五で言われたんだけど、おやじがギロりと先生をにらんでさ、『何だって? もういっぺん……、言ってみろ』って字足らずで返してさ。内申の吊り上げとかできないから本当に難しいぞ、とか言われながら渋々許諾もらって」

「うぉ、そんなギリギリだったの?」

「あぁ。『受かった』って先生に報告したら、『ミラクル』だって言われたついでに『カンニングでもしたのか?』とか失礼なこと言われたんだけどよ、『カンニングしたんじゃそいつと同じ点にしかならないんだから内申で負けちゃうだろ?』って返して『それもそうだ』って納得してもらったよ。おれ、試験のとき絶好調だったし、これも『神のお導き』ってやつなんじゃない?」

「まぁ、他の受験生全員落ちて、俺と柴崎だけだからな。見事に『浦越』に相応しい変人がふるいに残ったって感じ?」


「おれが変人かどうかは置いておいて、変人といえばあいつ、玄川、玄川 龍人(くろかわ たつひと)。あのクロちゃんもなかなかの変人だったけど、あいつは残念ながらお勉強は苦手だったようで……」

「その代わりかどうか分からないけど、根回しとか権力闘争とかに強そうだったけどね。っていうか、クロちゃんなんて呼び方したことあったっけ?」

「無えけど、あいつ結局卒業まで全然声変わりしなかったし、ほら、ベースモデルとなっている有名人の方が最近ことさらに変態推ししてるもんだからキャラ被りが酷くて……」

「発言がメタいなー。実は前々からネット配信とかで片鱗は見せてたんだけど地上波でそこをクローズアップするようになったのは結構最近なんだよね」

「お、出水田が突っ込まずにメタ被せしてきた。新鮮だなあ。でも、まぁ、何というか、やっとこさ、せっかくあの変人とは学校が別になって、接点ほぼほぼ無くなったと思っていたらなあ……」

「なあ。俺ってばアヤツに呪いでも掛けられてるんかね? それとも、この地域一帯が玄川一族の支配下なわけ? ってか、何でこうクリティカルに変人にばっか絡まれるんだ、俺は!」

「どうどう。興奮しない興奮しない。多分、運命(作者のさじ加減)なんだから諦めて受け入れよ、な?」

「な? って、柴崎、おめえも加担してたじゃねえか! ってか、」

「「いつも」」

「じゃねえか!」

「のことだろ?」


「……がっくり」

「もう起きちまったことは仕方ねえんだから、とりあえず、……冷静になって己を振り返り、懺悔なさい」

「おいぉぃ柴崎、お前、ちょっと感化されてない? 何か、口調の端々に『悪魔祓い』の影響が残ってる感じがするんだけど」

「出水田の体内に無限に増殖する悪魔を祓うのはわたくしのお役目ですから」

「うわあぁっ、まだそのノリ続いてんのかよ。悪魔に取り憑かれてるのはお前の方なんじゃねえの? 俺からしたら、お前らの方がよっぽど悪魔っぽいわー」

「いいから。はい。その一部始終を克明に独白するのです、出水田陽出よ」

「わ、分かったよ。それでは、どうぞ」


(こちらは体験版です)

第2章 悪魔羅祓いの儀


(こちらは体験版です)

第3章 インターミッション


(こちらは体験版です)

第4章 連続密室射精事件


(こちらは体験版です)

第5章 エピローグ


(こちらは体験版です)


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悪魔羅祓いの儀/密室連続射精事件


OpusNo.Novel-053
ReleaseDate2019-02-06
CopyRight ©山牧田 湧進
& Author(Yamakida Yuushin)
CircleGradual Improvement
URLgi.dodoit.info


個人で楽しんでいただく作品です。

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(こちらは体験版です)

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