性を売る王様 (ゲイ小説 作品)
※ストーリーそのものは完全に単独のものとなっておりますので、他の作品を知らなくてもお楽しみいただけます。
他国から無いのも同然との扱いを受ける辺境の北国、貧しい弱小国家キョクマの若き国王イヌカイは少しでも国民に豊かさをとの思いから他国へ援助を乞う訪問行脚を敢行した。
当然のように次から次へと交渉に敗れていく、そんな中、隣国グマーンの王子バンドウからイヌカイ個人宛ての密書が届く。
イヌカイの秘めたる能力を察知したバンドウはその能力を生かした商売をすることで援助と同等の資金を得られることを提案。
イヌカイは自国の民には内緒で週に一度、グマーン国で働くことになった。
秘めたる能力とはその容姿や体格も含めて『神の祝福』とも言えるレベルの性関連の能力、特に子種の質と量にあった。
イヌカイは自身の性を物として売り、視覚として売り、触覚として売る。
そうして得た賃金は秘密裏のうちに国で一番となり、イヌカイの淫棒はこっそりキョクマ国一の稼ぎ頭となるのだった。
■ 章構成 ■
国民にはどうか内緒で頼む
国一番の稼ぎ頭
疑似性交射精記録
画面の向こうを誘惑して犯す
暴走機関者
白熊ふれあいコーナー(寝落ち)
仕事の後
全7章構成で、文字数約19K、A6文庫サイズのPDFで76ページとなっております。
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こういった価値観の多様性とか、ニッチな文化、趣味・嗜好とか、性向もそうか、これらは人々の生活が豊かになってこそようやく芽生えて来れるもので、それを自分が理解できないから切り捨てるとか、叩きのめすとかやっているうちは真の豊かさなんて到底手の届かない幻である。
第3章「疑似性交射精記録」43ページより
全く、
「こんなものが、国で一番の稼ぎ頭になるだなんて……」
思わず、そんな言葉も呟いてみたりしながら、念入りに、しかし、刺激を感じないように丁寧に洗い込む。
第2章「国一番の稼ぎ頭」20ページより
ただ、こう見えて(どう見えているか分からないが)私はセックスの実経験はな……、えーっと、少ないのである。
いや、わざわざこんな恥ずかしい独白などする必要は無かった。
今のは忘れてくだされ。
第3章「疑似性交射精記録」40ページより