山野純三 平行世界4 板挟み! 中間管理893 (ゲイ小説 作品)
温泉レポ(しつつ裏で毎度浴びせ倒されるっていう)の次の仕事は俳優。
任侠物っぽい映画もどきだけど、実質中身がほぼ濡れ場……。
いやいやいやいや、演技でしょ?
前貼りを要求する我輩に対して、ディレクターから無慈悲なNG、むしろしちゃダメ宣言。
豪快に飛び散り広がる本物のサ○メンも、モザイク掛ければ特殊効果のSFX。
本番の紅潮も絶叫も絶頂も、モザイク掛ければ身体を張った迫真の演技になる。
何ソレ、普通、SFXの使い方逆やろ? ってか、SFXなんて欠片も使(つこ)うてないやろ?
それでも我輩は迫真の演技で濡れ場(のみ)を熟す本格俳優の評価を得られてしまう。
あれが演技じゃなくて、ただの本番だなんて絶対に言えへん!
■ 章構成 ■
AじゃないよOだよ?
シーン342
シーン3302
ぶよっ、どばっ、びちゃー!
全4章構成で、文字数約21K、A6文庫サイズのPDFで82ページとなっております。
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ただね。
その話題ってのが、結局『あれは疑似か本物か?』というところばっかりに終始してて。
あんたらもお前らも皆み~んなゲスやなぁ~。
第4章「ぶよっ、どばっ、びちゃー!」76ページより
ああいう濡れ場の演技は大抵、きちんと前貼りをしてやな、しっかり演技でやり通すんやで。
それが、お芝居っていうもんやろ? な? な?
……なんか言うてえな。
なんもリアクションが無いとこっちが不安になるやろ……。
第1章「AじゃないよOだよ?」19ページより
ゴンちゃん、何それ!? 先走り!? それとも、さっき漏らした残りの後走り!?
あわわ、あかん、あかん、そんなんカメラに写ってしもうたら、上司の威厳台無しや!
第3章「シーン3302」52ページより