雪男 (ゲイ小説 作品)
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この作品は、『読み切り作品(メイン若い系)』に属する作品です。
雪国の共学制高校の寮、卒業まで最後の一週間。ただの友達だったはずの仲間内に一波乱が起きた。
身体は大人以上に大柄でも、まだまだ学生気分で子供だった雪男(幸央)はその出来事の中心人物となり、否応なしに大人への階段を一歩、登ることになった。
■ 章構成 ■
『雪男』
きっかけ
連続する告白
対等な勝負
懺悔
僕の想い
卒業、そして……
全7章構成で、文字数約23K、A6文庫サイズのPDFで80ページとなっております。
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あとがきなど
何しろ、小説を書き始めた当初、大元がただのズリネタ妄想で、実在の人物ベースだったりしたものですから、ある人物から妄想を膨らませて、それをさらに物語にまで発展させたという成り立ちの小説がほとんどだったんですね、筆者の初期小説は特に。
しかし、初期の時点においても、違ったアプローチでも書けるようになった方が良い、という思いがあって、習作として書いた作品がこの『雪男』Yetiでした。
また、それまで書いたものが、どうしても1対1の二人の話ばかりになっているような気がして、複数人が絡む話にも挑戦したいという思いもありました。
ただ、複数人といっても、三角関係とかの複雑な絡みにはなっていないので、1対1が1対nになっただけ、というような気がしなくもないです。(^^ゞ
ある種の理想をぼんやりとしたイメージから想像する。どんな人で、どんな時期が良いか。
後になって輝きが増すような、何気ない、しかし、ちょっとしたできごとのフレーミングをしてみたくって、雪に閉ざされた高校の寮の最後の一週間という閉鎖空間時間を用意してみました。
若いけど、尖ってない。大きいけど、暴力的でない。何も無いようでいて、何かある。
捻じくれてない純粋な男子が、否応無しに恋愛沙汰に巻き込まれて、それでも、真摯に受け止めて、考えて、思って、成長してゆく。
そんな、ある種、自分とは全く正反対の主人公「幸央」に筆者の羨望みたいなものをたっぷりと織り込んで書き上げました。