松澤 英生 (ゲイ小説 キャラクター)
(まつざわ ひでき)177cm 136kg 22歳(初出時)
かつて空前の相撲ブームが起こる直前に次世代の若手台頭の旗頭として勢いに乗っていた力士。四股名は「常錦」(とこにしき)。
ただ、素行不良なところがあり、下半身回りで問題を起こしてしまう。そこから、溜めさせないようにと部屋中の関取に当番制で抜かれるようになってしまった。
それだけに留まらず、歳が近くて番付で先行していたため、ブームの立役者から目の上のたんこぶと目されて調教の標的とされてしまう。
一方では抜かれ、一方では無理矢理充填される仕置を繰り返しされていくうちにはっきりと見えていたはずの頂点が見えなくなってきてしまう。
やがて、抜かれる仕置もなくなり、ブームの立役者にも番付を越されて調教されることもなくなったが、それだけ平凡な力士に落ち着いてしまったということでもあった。
ところが、当時来日してからまだ日も浅く、良く分からずに調教に参加してしまっていた明登 太朗だけは、相変わらず常錦を抱きに来て、常錦もそれを全て受け入れるようになっていった。
引退してしばらくは準年寄として協会に残っていたが、転職して高校の相撲部顧問という形で後進の指導に当たるようになった。そこで、佐野 将之、糟谷 崇幸、柿沼 真稔を育て、翌年には丸山 守という後の大横綱に恵まれる。
全員が明登 太朗の部屋へと入門することになったが、現役当時は一門からして違っていたので、常錦が協会を辞めなければできない流れだった。
そのうちの佐野 将之、丸山 守が特に好意を寄せていて、三角関係に巻き込まれ、紆余曲折の末丸山 守に抱かれることになり、そこで経験者であることが露呈した。他にも丸山 守にはしゃぶられて精を要求されたりしている。
力士としては背が低く、相手の突きをいなし易くするために胸筋をあまり付けないように意図的に調整していたなどで、見た目からはあまり筋骨隆々な感じはしないが、実際は相当な力の持ち主。
歌舞伎役者のようなするりとスムーズな顔をしており、ハンサムとはあまり言われはしないが、整った顔立ちをしている。分厚く重めの上瞼やすっとした一重の目がセクシー。反面、頬っぺたがやや膨らんだ可愛らしさもある。
モノは極標準的で、本人は早漏を若干気にしている模様。一方、何やかんやで受けの才能はあったようで、男相手にタチをしたのは丸山 守相手に一回っきり。基本、男には抱かれる専門と言えそうだ。
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