大河 庚太 (ゲイ小説 キャラクター)

(たいが こうた)180cm 110kg 15歳(回想中)

 学年一の体力、筋力、体格を誇り、短距離走などのタイムを競う競技でも力で押し切り陸上部のスプリンターを上回ってしまうスーパーパワータイプ。なんと、これが水泳部に所属している。
 水泳部で鍛えられた持久力で長距離走でも上位に入る。この体重で。
 太っているのではなく、ほぼ筋肉。これが逆に水泳では仇となり、身体が大きいので抵抗が大きく、かつ、体脂肪率が低くて沈みやすい。加速しても速度を維持しづらく、すぐに減速してしまう。校内ではそれでもぶっちぎりトップのエースだが、外に出ると良くて県大会出場レベルに収まってしまう。
 これだけの力と体格を有し、かつ、若さに溢れているが、性格はむしろ大人しく、突っ張りグループにいじめられがちな大人しい生徒達の憧れの存在である。大人しいというわけではなかったが斉木 精一も大河を憧れの眼差しで見る一人だった。
 学校以外でも、優れた肉体美が人々を惹き付けてしまうようで、特に女性を中心に一方的に可愛がられている。
 斉木 精一と同じ頃に、同じように、別の先生から狙われてしゃぶられ、ハメさせられている。このとき、大河は不本意であったが、後にもう一度先生にハメさせられたときに途中で辞められて収まりが付かないところを斉木 精一が差し出した身体を使って放出した際には斉木 精一の肉付きに感銘を受けてしまっていた。
 同性に対して特別な想いを抱くことはなかったが、斉木 精一だけは完全に別で、特に弾力が強く、大河本人を超える肉付きを入り口として、徐々に斉木 精一本人に惹かれていくようになる。

 引き締まっているが筋肉量が多いので見方によっては太っているようにも見えてしまう。しかし、いわゆるビルダー的な太さで、例えば、尻の出っ張りよりも太腿裏の出っ張りの方が大きかったりする。当然、尻の大きさは斉木 精一にかなり負ける。
 部活で極限まで追い込まれて動けなくなっても立派に勃起する竿を持ち、熟練者の先生にも「こんな奴滅多に居ない」と言わしめた。
 斉木 精一に比べると一発集中型で、「斉木ほど多くはイケない」と弱気な発言をしているが、やってしまえばそこそこ何発かイケる。もちろん、本人が言うとおり一発集中型であって、その一発はとんでもない勢いと量があり、それをまともに受けた斉木 精一は「口から出てきそう」な気がしたほど。
 上半身も下半身も強くて、いつでも強い男を期待されてしまうせいか、本人は深層心理で強がらなくても良い状況を望んでいる。斉木 精一はそこに気付いて大河を組み敷いてやり、大河はそれで悔しいほど気持ち良くなってしまい、斉木 精一から離れられなくなってしまった。
 本人から口にしたこともあるが、大河を等身大の大河として見てくれる人がほとんど存在せず、斉木 精一が唯一と言っても過言ではない。

このキャラクターが登場する作品

短編 62P
約17K文字

著しい成長に心身を翻弄される日々、どうしても我慢ができなかった大河庚太はまだ一時間目の授業を抜け出し、誰も居ない男子トイレで一人用を足すのだった。

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全11章 250P
約81K文字

同時期に別の先生に狙われ、同性との初体験を余儀なくさせられてしまった境遇の異なる二人が、それをきっかけに異なる想いを抱きながら徐々に向かい合っていく。

20年前、この学校で - BOOTH

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