蔵木 宏彰 (ゲイ小説 キャラクター)
(くらき ひろあき)186cm 133kg 26歳(初出時)
超越した能力をひた隠し、あまりにも唐突に顕にしたが故に生命の危険にまで曝されるようになってしまった超トップアスリート群星 光矢(むるぶし こうし)が保護の名目で幽閉された際に、群星の保護兼世話係として配属された人員のうちの一人。
騒ぎが徐々に静まり、人員が減っていく中で、群星と特に相性が良い蔵木はずっと担当として残り、現在ではほぼ常時群星の元に居る唯一の人員となっている。
仕事内容も当初はSP色が強かったが、群星の生命の危険性が徐々に弱まってくるに連れて、群星の幽閉生活の世話が主体となり、また、群星に対する数々の研究等の協力要請を取りまとめ、マネージメントも行っている。
SP要員でもあったため体格が特に優れていて、背丈は群星とほぼ同じくらいであるが脂肪もそれなりに纏っているため、群星よりも大柄に見える。
もちろん、筋肉もしっかりとあって、単純な力比べなら勝てないかもしれない、と群星には思われている。
あまりにもカッチリとしすぎて隙が無さすぎると言われる群星に対して、適度なゆとりを肉体的にも雰囲気的にも纏っている蔵木は格好良くありながらも可愛らしくもあり、G博士にいたく好まれている。
また、年齢的にも青年として捉えられつつ中年にも差し掛かっていて、大人の色香も十分にありつつ若さも残している。
実は当初より群星には性的な部分も含めて好意を持っていて、群星が性欲にフラストレーションを抱えた際に、つい、自分の身体を差し出す提案をしてしまった。そこで、群星に初めてゲイであることがバレた。
基本は賢く礼儀正しく献身的だが、その献身の中にちょっこり自分の願望を織り交ぜてしまうところが茶目っ気というか幼気というか可愛げがあるところでもある。
群星の性処理相手となってからも、いきなり群星を咥え込んだり、自分がイッてしまう前提で準備していたり、奥が好きと臆面もなく言ったり、身体を乗っけちゃってくれと言ったりと、どっちの性処理なんだか分からなくなるくらいエンジョイしていた。
群星に負けない体躯の持ち主で精力も旺盛なため、ドーピングしている群星と勝負できるくらい派手に射精する。
【追加設定】
実は、『精液分泌過剰促進剤』で被験者となったのが彼であり、そのときから彼はG博士のこと知っていたため、群星に対して尋常ではない量の精子提供を依頼された際にG博士の協力を仰げたのは彼の功績である。
(但し、G博士側がそれに気付くのはもっと後になってからのこととなる。)
青年を過ぎてもなお、より強く大きく成長していくが、それには彼の特殊な体質と生い立ちが関係している。
最終的には群星を遥かに超える筋力と群星に近い俊敏性を兼ね備える『後天的リアルスーパーマン』の第一号とされ、『先天的リアルスーパーマン』である群星と共に、世界的にも稀有な高レベルの肉体を保持する一人となる。
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