新村 和則 (ゲイ小説 キャラクター)

(にいむら かずのり)166cm 111kg 34歳(初出時)

 中年になってもフリーターで職を転々、お先は細くて暗いワーキングプア、と、世間一般の目には映っていただろう。
 しかし、見る人が見れば、それはとんでもない逸材だった。
 やや背が小さくコロンコロンの体型。手指までプクプクで、制服のサイズが足りなくて赤味を帯びた出っ腹がたるんと見えちゃって、流行から遥か遅れた穿き古しの白ボケしてきたブラックジーンズはワイドなのにパツンパツンで、特に太腿なんかは完全にキツく詰め込んでようやく穿けたくらいの太さを強調していた。
 運が良かったのが、採用されたバイト先の本社の要人が奇跡的にこぞってこちら側で、かつ、新村のような男が好みだったということだった。
 この会社の奇特なところは、コロンコロンの社長を慕って、有能な社員が集まってきて成り立っているというところにあった。
 さらに特殊なのは、社長の主な業務がその有能な社員たちを身体で労うことにあった。つまり、特別な福利厚生の仕組みを持っていたのだ。
 だが、社長も歳を取ってきて十分な福利厚生を与えられなくなりつつあったため、代わりを務められる後釜を探しているところだった。そこに、この社長に似ていた新村の存在があり、気付いてからすぐに本社に呼び寄せた。
 いきなりの抜擢に戸惑うばかりの新村だが、手ほどき役の岩佐がマイペースに新村を良いように転がして、新村に今までの人生で感じたことのなかったような快感を与えて新たな扉を開かせた。
 バイト仕事では「使えねえ」とどやされてしまうが、人の気持ちを汲み取る力に長けていた新村にとってこの仕事はぴったりと合っていたようだ。

 コロコロと丸く太いので実寸は大きいのだが、まるで小動物のような可愛さ、愛らしさがある。それは顔つきにも身体つきにも現れている。ついつい、玩びたくなっちゃうし、逆に犯られるときにはギャップが良い感じ。
 中央には可愛らしい物がちょこんと付いている感じ。だが、長年の仕事で鍛えられて少し膨らみを増している模様。最初は早漏だったが、ちょっとは我慢出来るようにもなったぞ。でも、我慢できずに出ちゃうのも喜ばれるから、出ちゃって良い。絶倫でもないし強い方でもないが、それでも調子が良ければ3,4発くらいは出ちゃう。
 能動的にも動けるし、運動量がかなり増えたから見かけによらず動きの良い健康的なおデブさんだ。

このキャラクターが登場する作品

全8章 130P
約39K文字

僕を雇ってくれたスーパーにはとんでもない役職が存在していた。その役職に抜擢された僕は資質を開花させてしまい、出会いと巡り合わせを呼び起こしてしまうのだった。

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