明登 太朗 (ゲイ小説 キャラクター)

(あけのぼり たろう)204cm 194kg 21歳(初出時)

 かつての空前の相撲ブーム立役者の一人。外国人。
 同じ立役者である兄弟の二人にそそのかされて、事態をちゃんと理解していないまま松澤 英生の調教に参加してしまう。
 特に先鋒役として、真っ先に有無を言わさず松澤 英生に嵌めていたが、本人はこれで松澤 英生の足を引っ張っているとは思ってはおらず、合意だと思っていた節がある。よほど具合が良かったのか、お代わり要求までする始末。
 番付が逆転して調教が不要になってからも個人的に松澤 英生を抱きに行く行動を繰り返した。結果的に打ち解けて仲良くなっている。
 松澤 英生と東西の綱を張る夢を持っていたが、松澤 英生が先に引退したときには気を落として横綱にも関わらず負け越した。
 その後本人も引退して、一代年寄として部屋を創設。高校相撲部の顧問となった松澤 英生から良質な弟子の供給を受けた。
 こうした経緯から男関係には敏感になっていて、弟子である糟谷 崇幸柿沼 真稔丸山 守佐野 将之(入門順)の関係性を心配していたり、出稽古に出ていた丸山 守の帰りが遅いときには「無理矢理犯られているかも」という心配を真っ先にした。

 手足が長くて格闘技向きではあるが、重心が高いのが玉に瑕。長いせいで細く見えるが、実寸が細いわけではない。茶褐色の肌は地のもの。
 言葉少なく、ぼそっとした物言いで、あまり表情を表に出さないが、それが元の性格なのか、来日による文化の違いに戸惑っているからなのかは定かでない。ただ、松澤 英生やその弟子達には比較的素直に表情を出すようだ。
 手足だけでなく、中央も長くて巨根、きっちり太くもある。調教で真っ先にぶち込むくせに、立役者の三人の中でも一番大きい。だが、芯は堅いが、周りは弾力に富んでいてよくしなるので、程良くフィットし、程良く引っ掛かる。これが松澤 英生を悦ばせた。

このキャラクターが登場する作品

全9章 210P
約64K文字

チビデブ相撲取りマルの躍進が止まらない。チビであるが故に引き起こされる数奇な性体験を経ながら、マルに惹かれた先輩主将佐野と共に、快進撃を続けていく。

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全5章 94P
約30K文字

ある一人の力士の相撲人生の中で起きた裏事情(情事)。強制的に抜かれ、強制的に補充される中で白星が流れ消えていく。そしてやがて、情事は形を変えて続いていく。

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